コメの事。なんかめんどくさくなって中断してたけど、怒り心頭で久方ぶりに投稿

コメの値段が上がり続けているのは政府の不作為のせい、と言ったところで値段が下がるでも無し、しょうがないから不満をブログにぶつけて溜飲を下げようかと。

 備蓄米を放出したけどコメ価格はじりじりと上がって行く訳で、これは何か裏があるのか、それとも純粋に需給バランスのせいなのか、素人に分かるはずもないのだけれど、個人的には政府もグルになって値段が「下がらないように」していると思えてならず、自分勝手に勘ぐっているだけなのは承知しながら、そう思えば腹が立って腹が立って気持ちのやり場がない。

 腹立ちの根本は備蓄米の入札と言いながら、94%だったか、ほぼ全量に近いコメを「全農」が落としたことに発している。 「全農」は要は農協な訳で、全面的に農家の見方、農家のためにある組織じゃないか。ということはコメ価格が高くなることを良しとする団体な訳で、価格を下げようなんてインセンティブが働くわけがない。何でそんなところがほぼ全量を扱うのか。

 まあ、何でと言っても歴史やコメ流通の国家的元締めであったりするからに違いないが、政府は「備蓄米の放出は価格について何の意図も無い。流通の目詰まりを解消するためだ。」とか言って国民の願いに「間接的に」対処する的な発言をしているけれど、なぜ流通の目詰まりを解消させるのかと言えば価格低減のためでしかない訳で、であれば全農は最悪の団体、絶対選択してはならない団体だろう。

そうであればナゼ全農なのか、考えられる理由はただ一つ、いや二つかな。

 一つは20万ントンものコメを流通させるチャネルとかノウハウとか、その点で全農に敵うところはないから。

 もう一つ、多分こちらのウエイトは相当高いと勘ぐっているけれど、選挙の票のため。なんてったって全国の農協を敵に回してしまっては自民党は青ざめてしまう。

 過去のケースなんかもちょっと調べてみたら、古い人にはああ、あれかと鮮明な記憶だろうが、1993年に、凶作に近い不作が続いた「平成のコメ騒動」というのがあって、その時は国内の在庫が政府も民間も底をついたそうで、アメリカ、オーストラリア、中国、タイから、なんと259万トンものコメを緊急輸入したことがある。

 当時はコメの国内消費量も今とは比較にならなかったし、海外から大量のコメを入れることに誰も文句は言わず(言えず)、失礼ながらタイ米なんて長粒米で、とても食えないなんてさんざんな評判だったが、大事なのは国中の在庫が枯渇したこと。これが契機で現在の「備蓄米制度」なんかが出来たんだそうだ。

 ところが、これは2020年の農水省の資料だけれど、政府の備蓄は100万トン、JA他の民間の在庫が280万トンあって、これは年間の消費量の約半分、190日分に相当する量だそうだ。

 そうすると、2024年とか2025年とかも、半年分くらいの在庫は「国」の中にはあると考えて良いだろうから、JAなんかは莫大な量の「高く仕入れた」あるいは「高く売れるはずの」コメを在庫として持っているはずである。

 そんなところに、政府備蓄米を、全農的には「法外な安値」で放出されたりしたらそれはそれは困ってしまうし、それによってせっかく5kg4000円とかが定着したコメの価格が、また1年前の5kg2000円程度に落ち着かれたんでは身もふたもない。イコール、農家票が全部自民党から離れて行く構図なんじゃなかろうか。

 国民には、流通がひっ迫していて価格が上がっているというストーリーを信じ込ませ、さらには諸色高騰の折まあしょうがないよねという気持ちにさせ、ガソリンとか消費税とか全然別のところに目を向けさせることで「コメ属」=「票」の安泰を図ろうという魂胆か。

 これじゃ陰謀論かね。まあそれでも言った分だけ、ちょっとは気が済んだ(笑)